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意外と使う!読めない記号の読み方をご紹介

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今回の記事では「記号の読み方」をご紹介します。日常にあふれている記号ですが、意外と読めないものも多いですよね。


システム開発の現場でも記号はよく使用します。自分で使ってる分には読めなくとも問題ないのですが、人に伝えるとき「あれ、くにゃっとした括弧」とか「コロンだかセミコロンだか忘れたけど下がちょろっと出てる方」という読み方で伝えていては時間がかかってしまって困りますよね。


実はこれらの記号の読み方は日本工業規格で定められているものがあるのです。(日本工業規格とは通称でJIS規格と呼ばれています。以後、通称で呼びます。)

規格番号:JISX0201
規格名称:7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合
Japanese Industrial Standards


しかし、正確にJIS規格の呼び方で読んでいる人は少ないように感じます。例として、@←これを単価記号と呼ぶ人はなかなかいないことでしょう。ですので、よく使われる記号の「伝わる読み方」をまとめてご紹介します。また、よく使われる記号だけれどもJIS規格には定義されていない記号も加えておきました。

よく使われる記号とその読み方

JIS規格にある読み方を日本語通用名称の列に記載しています。伝わる読み方は通称の列に記載します。JIS規格にある読み方で伝わる読み方の場合は、伝わる読み方の列に何も記載していません。

記号 日本語通用名称 通称
! 感嘆符 びっくりマーク
" 引用符 ダブルクォーテーション
' アポストロフィ クォーテーション
# 番号記号 ハッシュ、シャープ※厳密にはシャープとは形が違う
$ ドル記号 ドル
アンパサンド アンド
~ (無し) チルダ
^ アクサンシルコンフレックス ハット
縦線 パイプライン
` アクサングラーブ バッククオート
() 小括弧  
[] 大括弧  
{} 中括弧  
: コロン  
; セミコロン  
アステリスク アスタリスク
, コンマ カンマ
@ 単価記号 アットマーク
? 疑問符 エスチョン
/ 斜線 スラッシュ
句点  
読点(とうてん)  
中点(なかてん)  
長音符号  
濁点  
半濁点  
(無し) バックスラッシュ


バックスラッシュなどはJIS規格では円マークとして登録されています。システム開発の現場を経験した方は、ユニックス系OSで円マークを打刻してバックスラッシュを出した経験があるかと思います。詳しくは次の記事がわかりやすいです。
円マークとバックスラッシュ | anopara


以上、記号の読み方のご紹介でした。

しらべ図鑑マナペディア マークと記号

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