HTML5/CSS3 様々なリストの作り方
リストの作り方
情報を整理して伝えるにはリスト形式が便利ですね。今回の記事では、様々なリストの作り方をご紹介します。リストは次のように3つのタイプに大別することが出来ます。
・順序の関係ないリスト(Unordered list)
・順序の関係あるリスト(Ordered list)
・定義型リスト(description list)
それではそれぞれのリストについて詳しく見ていきましょう。
順序の関係ないリスト(Unordered list)
順序の関係ないリストの中でも、3つのタイプに分類することが出来ます。
・デフォルトの場合
・ネストした場合
・type指定した場合
それでは詳しく見ていきます。
デフォルトの場合
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ul> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ul>
ネストした場合
ネストするとこんな感じになります。リストがインデントされて白抜きになるんですね。
- 最初のリスト
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ul> <li>最初のリスト</li> <ul> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ul> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ul>
type指定した場合
type="disc"ではこのようになります。デフォルトと同じですね。
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ul type="disc"> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ul>
type="circle"ではこのようになります。ネストしたときと同じになります。
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ul type="circle"> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ul>
type="square"ではこのようになります。リストスタイルが四角になりますね。
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ul type="square"> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ul>
上記のtypeはulに指定しましたが、liにも個別に指定することも出来ます。つまり、順序の関係ないリスト(ul)に関わらず「順序の関係あるリスト」や「定義リスト」のliにも指定すことが出来るのです。
順序の関係あるリスト(Ordered list)
順序の関係あるリストの中で4つに分類することが出来ます。
・デフォルトの場合
・ネスト指定した場合
・type指定した場合
・value指定した場合
それぞれ見ていきましょう。
デフォルトの場合
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ul> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ul>
ネスト指定した場合
ネストするとこんな感じになります。リストがインデントされますね。数字の階層化はされません。
- 最初のリスト
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ul> <li>最初のリスト</li> <ul> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ul> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ul>
type指定した場合
文字の属性を指定することも出来ます。
type="a"ではこのようになります。
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ol type="a"> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ol>
type="A"ではこのようになります。
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ol type="A"> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ol>
type="i"ではこのようになります。
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ol type="i"> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ol>
type="I"ではこのようになります。
- 最初のリスト
- 真中のリスト
- 最後のリスト
<ol type="I"> <li>最初のリスト</li> <li>真中のリスト</li> <li>最後のリスト</li> </ol>
上記のtypeはolに指定しましたが、liにも個別に指定することも出来ます。つまり、順序の関係あるリスト(ol)に関わらず「順序の関係ないリスト」や「定義リスト」のliにも指定すことが出来るのです。
value指定した場合
順番も指定できます。
・value
- リスト1
- リスト2
- リスト3
- リスト4
- リスト5
<ol> <li value="5">リスト1</li> <li>リスト2</li> <li>リスト3</li> <li>リスト4</li> <li>リスト5</li> </ol>
定義型リスト(description list)
- 定義1
- 定義1の説明文1
- 定義1の説明文2
- 定義2
- 定義2の説明文1
- 定義2の説明文2
<dl> <dt>定義1</dt> <dd>定義1の説明文1</dd> <dd>定義1の説明文2</dd> <dt>定義2</dt> <dd>定義2の説明文1</dd> <dd>定義2の説明文2</dd> </dl>
アレンジを加えたリスト
次にアレンジを加えたリストを2つご紹介します。まずはランキングを構成するリストの作り方。
- タヌキ
- キリン
- キツネ
<style> dt.sample:before { counter-increment:sample; content:counter(sample) "位 "; } div.div_reset { counter-reset:sample; } </style> <div class="div_reset"> <dl> <dt class="sample">タヌキ</dt> <dt class="sample">キリン</dt> <dt class="sample">キツネ</dt> </dl>
次に章立てを構成するリストの作り方。
- item
- item
- item
- item
- item
<style> #original_count ol { /* ol要素にsectionカウンタを生成 */ list-style-type: none; counter-reset: section; } #original_count li { /* list-style-type: none;*/ } #original_count li:before { /* section カウンタをインクリメントする */ counter-increment: section; /* "." で区切られた section カウンタのインスタンスの値を付加 */ content: "第" counters(section, "-") "章 "; } </style> <div id="original_count"> <ol> <li>item</li> <li>item <ol> <li>item</li> <li>item</li> <li>item</li> </ol> </li> </ol> </div>
以上、「HTML5/CSS3 様々なリストの作り方」でした。