生活情報オンライン

ITエンジニアが役立つ情報を発信します。

AWS用語の意味がわからない!?クラウドの種類/インスタンス/ストレージ/VPC/DB/AZを説明していく

AWSについて調べた

公開したいWebサービスを作ったので、AWSでサーバを借りようかと思っています。憧れのクラウドデビューです。(実際には2年くらい前にテスト環境を作ったことがありますが、どんな感じだったかすっかり忘れてしまっています)


そのため、AWSの勉強をしているのですが機能が盛り沢山で勉強することが多いですね。まだまだ初歩しか勉強していませんが、今回は忘れないように勉強した内容を記事に残しておこうと思います。ついでに、当ブログもはてなブログからAWS上に構築したWordPressに移行しようと考えています。

クラウドについて

システム構成はクラウドとオンプレミスに大別される。私は今までオンプレミスのシステム開発しかしたことがありません。官公庁系のシステム開発がメインだったので、とにかくお堅いシステムを開発していました。しかし、転職した今は官公庁系だけでなく民間のシステム開発も開発していく見通しです。そして、これからは時代の流れとして官公庁系システムでさえもクラウド上に開発することが増えてくるのではにないかと予想しています。なので、今クラウドについて勉強することは自分のサービスを公開できるだけでなく業務上でのメリットも大きいです。

オンプレミス

自社内でシステムの全てを賄う。私がずっとシステム開発してきたのはこちらの方。とにかく人的・時間的・金銭的リソースが莫大にかかる。(近年、クラウドの方がお金がかかるケースも多いという報告も入っており金銭的なメリットがあるとは一概に言えなくなってきました。)自由度が高く、使用者が無茶を言ったり知識が無くても何とかなる思い通りにシステム構築しやすいことがメリットとして上げられる。

クラウド

システムの一部を外部リソースを使用してシステムを構築する。私にとっては未知の領域。適切なインフラが整ってきた現在では、適切な知識を用いることで人的・時間的・金銭的リソースを大幅にカットできる。このことから今後さらに需要が高まると見られる。今まで大企業しか請負えなかったシステム開発クラウドサービスを上手く使用すれば零細企業でも請け負える可能性を持つ希望の星。これでシステム開発の闇「ゼネコン体質」を駆逐したい。性質としては、パブリッククラウドプライベートクラウドに大別される。


パブリッククラウド
一般的にクラウドと呼ばれる。

 
プライベートクラウド
クラウド管理部門が大量のコンピュータリソースを持ち、ユーザ部門がそれをクラウドとして使う。つまり、自社内でクラウドを作って管理、使用をすること。私の中では「オンプレミス」との違いが不明。

AWSについて

2017年現在、クラウドといえばAWSという認識が広まっている。もちろんクラウドサービスシェア1位。2位以下のクラウドリソースを全て足してもAWSクラウドリソースには遠く及ばないと、巷ではまことしやかにささやかれている。Amazonの在庫管理システムから発展した。ここからはAWSのサービスについて記載していく。

インスタンス

クラウド上のサーバーのようなもののこと。メモリ、コア、ストレージ、OSを選択できるのが一般的。インスタンスは自分の持ち物ではない。借りているだけ。だから、壊れたら破棄(返却)してまた新しいインスタンスを借りれば良い。
代表的なものはAmazon EC2

オブジェクトストレージ(クラウドストレージ)

クラウド上の巨大なハードディスク、容量無限と考えて差し支えない。保存されるデータはファイルではなくオブジェクトと呼ばれる。オブジェクトはインターネット上で公開することもできる。HTTPアクセスさせるようにすればWebサーバーのようにしても使用できる。
代表的なものはAmazon S3

企業イントラとクラウドを接続する方法

インターネットVPNという技術を使う。VPNとは、仮想プライベートネットワークのこと。企業イントラとクラウドVPN接続する。通信データが暗号化されているので、外部から傍受されても通信内容は読み取れないのでセキュリティー上は安心して使用できる。
しかし、インターネットの通信速度が遅いとこの接続方法では遅くなる。インターネットの通信速度は得てして安定しないので、このままでは懸案事項となる。この問題の解決策として、WANサービスを利用する等が考えられる。
代表的なものはAmazon VPC

データベース

一般的なクラウドではデータベースも用意されている。基本的にはインスタンスと同様の考え方で、必要だったら借りて不要になったら返却すれば良い。バッチ当ての間隔、バックアップの間隔、データの世代管理も管理画面で選択するだけで実施出来る。バッチファイルやバックアップを置く場所は見えないところで自動化されているので考えなくて大丈夫。
代表的なものはAmazon RDS

アベイラビリティゾーン(AZ)

直訳で使用可能な領域。AWSでは仮想化されたデータベースセンターにユーザーの使用可能な領域が割り当てられるため、自分が使用しているリソースが物理的にどれなのか把握できない。わかることは、リソースは物理的なデータセンターとして11個あること。これはAmazonから公表されている。これらの物理的なデータセンターを組み合わせて仮想化されたデータベースセンターいわゆるAZを作っている。
AZはAWSのサービス


以上、AWSについて調べたことを意味のわかる言葉で書いた記事でした。