文章力が向上するたった1つのコツ!小説を読むよりこれを実践!
「きみ文章力ないねー。これはこの方がわかりやすいでしょー。」
こんな事を言われた経験はないだろうか。
指摘されて修正した文章は確かに良くはなっている。しかし、どうやったら「文章力の高い文章」が書けるのか。そのコツを質問しても返ってくるのは経験やセンスなどといった歯切れの良くない回答ばかりである。
今回はその「文章力」にスポットを当てる。そして文章力の高い文章を書くコツにも触れる。
そもそも文章力とは何か
さて、「文章力」と良く目にするがそもそも実際それは何なのだろうか。
かっこいい文章を書く力のことか。分かりやすい文章を書く力のことか。奇抜な表現を用いた文章を書く力のことか。
私は「分かりやすい文章」を書く力のことだと思う。基本的に文章とは、相手に伝えるために書くのものだからだ。
分かりやすい文章とは
では「分かりやすい文章」とは何だろう。それは読点(これ→、)の少ない文章だと思う。これは独自に考えたことではない。出典不明だが、ネット上で誰かが言っていた受け売りだ。
読点は多くの人が普段何気なく使用している。しかし、その効果は絶大である。これがあるために日本語は複雑になっていると言っても過言ではないだろう。
英語の練習にも
読点を使わない練習をすると英語の練習にもなる。英語の文章構成の練習が出来るからだ。
読点の無い日本語の文章構成は「主語+動詞+名詞 or 形容詞」となる。
しかし、句読点を打つとそこからさらに文章を繋げることが出来る。
「主語+動詞+名詞 or 形容詞、主語+動詞+名詞 or 形容詞」
読点は英語でいうところの関係代名詞を使った文章みたいな感じだろうか。
したがって、読点を2つ以上打つと非常に難解な文章になる。
「主語+動詞+名詞 or 形容詞、主語+動詞+名詞 or 形容詞、主語+動詞+名詞 or 形容詞」
実に難解である。英語でも一つの文章で関係代名詞を二つ以上用いた文章を私は見たことが無い。
さらに日本語は主語が省略可能だ。読点を用いた文章では主語省略が顕著になる。こうするともう訳が分からない。
「動詞+名詞 or 形容詞、主語+動詞+名詞 or 形容詞、動詞+名詞 or 形容詞」
最初の動詞はどこの主語に結びつくのだろうか。それは自由だ。
前の文章の主語だったりすることもある。
まとめ
というわけで、読点が多いと分かりにくい文章になることがお分かりいただけたと思う。
したがって、読点を少なくすると「文章力の高い文章」が書ける。
それは、一つの文章に一つの意味を持たせられるからである。