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ソフトバンクロボティクスの最終面接で落ちた話

もう5年以上前の話になりますが、ソフトバンクロボティクス中途採用の最終面接に行ってきました。


面接官は2人で、話の内容からしてひとりは技術者、ひとりは人事かと思います。最終ということもあり、人事の方はかなり圧迫してきました。当時、家に引きこもって2年半も勉強していたため圧迫には滅法弱くテンパって予定外のことを言ってしまいました。


興味のある分野がロボットではないが大丈夫かみたいなことを聞かれて、私は
「大丈夫かはやってみないと分かりませんが、ロボットは私の興味のある医療分野への進出も考えることができ魅力を感じています。」と答えました。しかし、人事の方は気に入らなかったらしく、そんな中途半端な熱意の人とは働きたくないみたいなことを言ってきました。


ここで誤解してほしくないのですが当時のご時世も2020年の今とは異なりこんな感じでしたのでソフトバンクロボティクスが特別に嫌な感じの会社というわけではありません。それどころか、会議室は綺麗だしオフィスも案内してくれたし一次面接で話した方は幅広い知識を有していて人工衛星や次世代通信についての話は非常に面白く良い企業でした。


人事の言う熱意のある人と一緒に働きたいというのも納得できる内容でしたので、私はそれ以上何も話すことはなくなりました。このとき、働きながら勉強してまた受験しようと考えていたからです。受験に合格すれば学生になるわけで、会社が好きか嫌いかに関わらず働き続けることは出来ません。


それで結果、落ちたのですがソフトバンクロボティクスは徹底して熱意があるのかについて確認してきました。体育会系のようなガッツある人とマッチング率が極めて高いように感じます。面接で聞かれたことは少なく深くといった感じでメインは次の3点でした。

  1. 自己PR(職務経歴)
  2. 志望動機
  3. 他にどんな企業を受けたか



私は当時、官公庁系の仕事しか経験が無かったため民間の仕事のイメージが掴めませんでした。今ではそのどちらの仕事も経験して、異なる部分・同じ部分のある程度の知見は付きましたが当時は民間の仕事が何かとてつもなくフレキシブルで得体の知れないものと思っていました。そのため、過剰に謙遜してしまい履歴書をパスして面接で落ちるということを繰り返していました。

面接にどうしてもパスしたい場合には企業の求める像に合わせていくと良いかと思いますが、自分と合った企業で働きたい場合には私のように素で面接を受けてしまうのも良いと思います。注意すべきポイントは素のまま面接受けるとたくさん落ちますし傷付きます。ソフトバンクロボティクスの最終面接で落ちた当時もめちゃくちゃ落ち込みました。