テキスト領域からはみ出すときに、末尾省略符号(三点リーダー...)で残りを表示させない方法
末尾省略記号の表示のさせ方
今回の記事では、領域が足りないときに三点リーダーで表示する方法をご紹介します。
テキストが領域からはみ出すときに、「...」と表示させて残りを表示させていないWebページをよく見かけますよね。あれです。画像で見るとこんな感じになります。
私はこの表示方法の仕方を覚えては忘れてを繰り返していました。何度同じこと調べるんだと自分でも思ったので記事にしました。これで私自身の調べる手間も省けます。それでは実際の手順を記載していきます。
手順
1.HTMLで次のように記載
<div class="three-point-test"> 三点リーダーのテストをしています。これで指定した横幅以上になれば...で表示されるはずです。この書き方は複数行では対応していません。 </div>
2.cssで次のように記載
.three-point-test { width: 300px; overflow: hidden; white-space: nowrap; text-overflow: ellipsis; }
以上です。これで、指定した横幅以上の文字は省略されて「...」で表示されます。それでは仕組みを詳しく見ていきましょう。
仕組み
実際に三点リーダーを設定しているのは「text-overflow」です。
text-overflow: ellipsis;
この「text-overflow」を機能させるに、次の3つの設定をする必要があります。
1.横幅の指定
width: 300px;
横幅を指定します。
2.はみ出た部分を表示しない
overflow: hidden;
ボックスの範囲内に内容が入りきらない場合に、はみ出た部分は表示しない。
3.改行禁止
white-space: nowrap;
改行を禁止します。
あまり使わないので忘れがちですが、忘れたときにはまたこのページを見ると良いかと。