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応用情報技術者試験 ~システム開発1/2~

勉強したことをメモします。教科書そのまま写しでなく自分の言葉にかみ砕いているので、教科書より多少は分かりやすいかもしれません。


■■システム開発■■

■SRAM
Static RAM・SRAM(スタティックラム・エスラム)は、半導体メモリの一種である。ダイナミックRAM (DRAM) とは異なり、定期的なリフレッシュ(回復動作)が不要であり、内部構造的にフリップフロップ等の順序回路という「スタティック(静的)な回路方式により情報を記憶するもの」であることからその名がある。「データ残留現象」といった性質[1]が無いわけでもないが、基本的に電力の供給がなくなると記憶内容が失われる揮発性メモリ(volatile memory)である。但し原理上、アクセス動作が無ければ極く僅かな電力のみで記憶を保持できるため[2]、比較的大容量のキャパシタを電池交換中のバックアップとしたり、保存性のよい電池を組み合わせて不揮発性メモリのように利用したりといった利用法もある(特に後者はフラッシュメモリ一般化以前に、ゲーム機などのカートリッジ内のセーブデータ用に多用された)。

SRAMは一般にDRAMに比べて高価だが、高速で消費電力が極めて低い(特にアイドル状態の場合)。そのため、高速性または低消費電力あるいは両方が要求される用途で使われることが多い。また、制御が容易(インタフェースが単純)で、最近のDRAMに比べるとより真の「ランダムアクセス性」があると言える。内部構造が複雑であるため、DRAMほど高密度に実装できず、大容量メモリには向かない。そのためパーソナルコンピュータの主記憶装置のような低コストが要求される用途には使われていない。


■DRAM
Dynamic Random Access Memory(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ、DRAM、ディーラム)は、コンピュータなどに使用される半導体メモリによるRAMの1種で、コンピュータの主記憶装置やディジタル・テレビやディジタル・カメラなど多くの情報機器の、内部での大規模な作業用記憶として用いられている。(通常のSRAMと同様に)揮発性(電源供給がなくなると記憶情報も失われる)であるばかりでなく、ICチップ中の素子に小さなキャパシタが付随すること(寄生容量)を利用した記憶素子であるため、常にリフレッシュ(記憶保持動作)を必要とするダイナミックメモリであることからその名がある。SRAMに比べ、リフレッシュのために常に電力を消費することが欠点だが、今のところ大容量を安価に提供できるという利点から、DRAMが使われ続けている。


■SRAM、DRAMについて
ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory)ではあるが、ランダムアクセスだからそう呼ばれているのではないので本来の語義からはほぼ完全に誤用として、読み書き可能という意味で慣用的にRAMと呼ばれているものである、という点についてはDRAMと同様である。


■ROM
Read only memory(リードオンリーメモリ、ROM: ロム)は、記録されている情報を読み出すことのみ可能なメモリである。読み出し専用メモリともいう。


■相変化メモリ
特異な素子の抵抗差による熱変化を利用してデータの記録に利用する。不揮発性メモリである。
DRAMとの違いはキャパシター部分を相変化膜に置き換えだけであり、従来の製造プロセスと親和性が高く、技術的に共通点が多く、既存の設備を流用し易い。


■セマフォ(semaphore)
並行動作している複数のタスク間で共通して使用する資源へのアクセスを制御する仕組み。


■システム監査規程
システム監査の基本的事項を定めた規程です。そもそも、システム監査の目的は「情報システムのリスクに対するコントロールが、整備・運用されているかを評価すること」なので、経営者が率先して計画し規定の最終的な承認者も経営者です。

システム監査規定には、以下のような項目があります。
・システム監査を実施する目的
・対象範囲
・システム監査人の権限、責任
・etc...


■ペネトレーションテスト
いわゆる侵入テスト。ネットワークに接続されているシステムに対して、実際に様々な方法で侵入を試みることで脆弱性の有無を検査するテスト。


おすすめ参考書です。絵があってイメージが湧きやすいです。