生活情報オンライン

ITエンジニアが役立つ情報を発信します。

分詞(現在分詞/過去分詞)について

分詞には、現在分詞 と 過去分詞 がある。いずれも形容詞の働きをする(つまり、名詞を修飾する)。


分詞
1. 現在分詞
2. 過去分詞


現在分詞は、能動の意味を表し -ing で表記される。
過去分詞は、受動の意味を表し p.p で表記される。

-ing p.p
名詞の働き 動名詞
形容詞の働き 現在分詞 過去分詞
副詞の働き 分詞構文


文の中での分詞の位置は、分詞が1語だけかそうでないかで変わる。
分詞が1語の場合、名詞を前から修飾する。
分詞 + 名詞


分詞が2語以上の場合、名詞を後ろから修飾する。
名詞 + 2語以上の分詞


現在分詞(能動態の分詞構文)

"The chef, preparing a delicious meal, was in a hurry."(美味しい食事を用意しているシェフは急いでいた。)
"The students, studying for the exam, were focused."(試験勉強中の学生たちは集中していた。)
このような場合、分詞構文は主語がアクションを実行していることを示し、主語が能動的な行為を行っていることが強調されます。

過去分詞(受動態の分詞構文)

"The meal, prepared by the chef, was delicious."(シェフによって用意された食事は美味しかった。)
"The exam, studied for by the students, was challenging."(学生たちによって勉強された試験は難しかった。)
ここでは、分詞構文は主語がアクションの受け手であることを示し、主語が受動的な行為の対象であることを強調します。



分詞構文の能動態と受動態の使い分けは文脈に応じて決まります。主語とその行動に焦点を当てたい場合は能動態を使用し、主語が受動的な役割を果たす場合には受動態を使用します。能動形と受動形の使い分けによって、文章の意味や強調が変わります。