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TOEIC 受動態

能動態がふつうの文章。受動態が受け身の文章。英語の受動態は表せる範囲が広く、日本語の受動態に訳すと違和感のある文章になることも多い。なので、無理に日本語の受動態に訳さずに能動態で考えると良い。

1受動態の基本的な使い方

受動態の作り方

目的語O を前に出す
動詞をbe + 過去分詞にする
文末をby + Sにする(省略するときもある)


上記の法則により、能動態を受動態にしたとき第3文型は第1文型になり、第4文型【SVOO】は第3文型になり、第5文型は第2文型になる。

文中の O が無くなるイメージで、整理すると次のとおりになる。

能動態 受動態
第3文型【SVO】 第1文型【SV】
第4文型【SVOO】 第3文型【SVO】
第5文型【SVOC】 第2文型【SVC】

すなわち受動態にできるのは3、4、5文型のみ。1、2文型は受動態にすることが出来ない(目的語O が無いから!)。能動態のSは受動態になるとby Sとなり、文型には影響しなくなる。

どんなときに受動態にするか

Sが不明で言いたくないとき、またはぼかしたいとき。
Sを強調したいとき。
SとOの文章の順番を変更して、自然な流れの文章にしたいとき。

2受動態の応用的な使い方

助動詞(される):助動詞 be 過去分詞

will be 過去分詞
can be 過去分詞
should be 過去分詞
may be 過去分詞
must be 過去分詞

完了形(されてしまった):have been 過去分詞

have been 過去分詞
has been 過去分詞
すでに完了されたことを示す。

進行形(されている):be being 過去分詞

進行中の様子を示す。

3受動態のもっと応用的な使い方

by以外の前置詞を使う受動態もある

過去分詞にする動詞によって、使う前置詞がby以外の場合がある。
例えば be pleased with ~ など。



受動態の直後に副詞が入るのはTOEIC頻出パターン。